最近話題の「ウルトラファインバブル」。ナノレベルの微細な泡が、毛穴や繊維の奥まで入り込み、汚れをしっかり落としてくれるというこの技術は、シャワーヘッドや洗濯機に採用されるだけでなく、スイゲンのように住宅全体に導入できる設備としても注目を集めています。
しかし、「本当にそこまで洗浄力があるの?」「洗剤なしでも落ちるって、さすがに大げさでは?」と半信半疑な人も多いはずです。価格の高い設備だけに、導入前にその効果をしっかりと見極めておきたいというのは、当然の考えです。
今回は、ウルトラファインバブルの「洗浄力」がどこまで信頼できるのか、科学的な根拠、生活の中での実感、そして“家中”で活かすためのポイントから検証していきます。
科学が支えるウルトラファインバブルの仕組み
ウルトラファインバブルとは、直径1マイクロメートル未満の非常に小さな気泡のことです。通常の気泡はすぐに水中から浮上して消えますが、ウルトラファインバブルは非常に安定して水中に滞在し続けるのが特長です。この泡が汚れの周囲に入り込み、表面張力を破壊して浮き上がらせることで、洗浄効果が生まれます。
この現象は、大学や研究機関の実験でも確認されており、油性マーカーの除去や皮脂汚れの分解、繊維に染み込んだ臭い成分の除去などで一定の効果があるとされています。つまり、「なんとなく落ちた気がする」ではなく、物理化学的な作用によって汚れを落とすというエビデンスが存在するのです。
また、洗浄力は気泡の密度や分布にも左右されるため、家中に安定してバブル水を供給できる設備(例えばスイゲン)であれば、その効果を最大限に引き出せることになります。
実生活の中で見える“落ちやすさ”の違い
実際にスイゲンを導入した家庭では、「洗剤の量を減らしても洗濯物のにおいが取れるようになった」「シンクや浴槽の水垢がつきにくくなった」といった体感的な違いが報告されています。これは、バブル水が汚れを浮かせてはがす性質により、物理的なこすり洗いを減らせることに起因しています。
また、キッチンの排水溝周辺にこびりつく油汚れや、洗面台の水滴の跡など、日々の掃除で手こずるような“こまかい汚れ”がつきにくくなるという声も。掃除の頻度そのものを減らすことができるという意味でも、洗浄力の恩恵は広がっています。
シャワーや洗濯だけでなく、水を使うあらゆる場面で汚れの付着や残留を減らせるのが、スイゲンによる家中バブル化の大きな魅力です。
“家中バブル”で洗浄の手間もコストも変わる
ウルトラファインバブルの洗浄力を部分的に使う方法もありますが、たとえばシャワーヘッドや洗濯機だけに導入した場合、バブルの恩恵を受けられるのはその範囲に限られます。一方、スイゲンを導入すれば、家中すべての水道からバブル水が出るようになり、掃除・洗濯・洗顔・入浴とすべての場面でその洗浄力を活かすことができます。
この「すべての水をバブル水にする」設計は、暮らし全体の質を変えるだけでなく、洗剤や掃除用品の使用量を抑えることで、長期的にはコストにも影響してきます。洗浄力の高さはもちろんのこと、日々の手間を減らす効果や、肌・髪・住まいへのやさしさという側面でも、価格以上の価値があると感じる人が多いのも事実です。
価格面では、本体と標準取付工事費を含めた設置価格が約37万円台と決して安くはありませんが、水の性質そのものを住宅レベルで変えるという発想自体が画期的であり、費用対効果を重視する人にとっては非常に合理的な選択肢となり得ます。
まとめ
家ジュウでは、ウルトラファインバブル水を生み出す「スイゲン」の設置工事にも対応しています。
設置価格は本体+標準取付工事費込みで371,800円(税込)です。
ただし、お住まいの水道管の状況や分岐方法によっては、別途追加工事費が発生する場合がございます。
詳細は現地の確認をもとにご案内いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。