最近よく耳にするようになった「ウルトラファインバブル」という言葉。美容や洗濯、掃除まで、暮らしのさまざまな場面で注目されていますが、「実際にはどういう技術なのか」「本当に効果があるのか」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、ウルトラファインバブルの基本的な仕組みから、私たちの暮らしにどう関わってくるのか、さらに導入事例や価格の目安まで、わかりやすくご紹介します。
1.ウルトラファインバブルとは?見えないレベルの超微細な泡のこと
ウルトラファインバブルとは、直径1マイクロメートル(1/1000ミリ)未満の“目に見えない”ほど小さな気泡のこと。これらの泡は水中で長時間安定的に存在し、毛穴や繊維のすき間に入り込んで汚れを浮かせたり、肌への刺激を抑えて洗浄できるといった特性を持ちます。たとえば、美容シャワーで有名なリファのシャワーヘッドにもこの技術が使われており、洗顔後のつっぱり感を抑えたり、頭皮のニオイケアに役立つと人気です。水そのものの性質は変わらなくても、バブルの働きによってまるで“機能を持った水”へと変わるのが最大の特徴です。

2.ウルトラファインバブルは「家中」で活かせる時代に
これまで、ウルトラファインバブルといえば美容シャワーや一部の洗濯機に限られていましたが、近年では「家中」で使えるようになってきました。その代表がスイゲンという製品です。スイゲンは住宅の水道の元栓に設置することで、家全体にウルトラファインバブルを供給できる装置。これにより、洗面台の水も、キッチンの水も、お風呂も、すべてがバブル水になるという仕組みです。実際にスイゲンを導入した家庭では、「掃除がしやすくなった」「洗濯のにおい残りが減った」「手荒れが軽減された」など、様々な実感の声が寄せられています。肌や髪への影響だけでなく、家事の負担軽減にもつながる点が、ウルトラファインバブルの大きな魅力です。

3.気になる価格と導入のしやすさは?リファとスイゲンの違い
ウルトラファインバブルを生活に取り入れる方法として、まず手軽なのはシャワーヘッド型です。リファなどの製品であれば2万円台から購入可能で、既存のシャワーと交換するだけで使えるため、手軽に始めたい人にはおすすめです。一方で、スイゲンのように家中の水を変えるには、ある程度の設置工事が必要になります。スイゲンの本体と標準工事費込みの価格は、一般的な13mm・20mm配管の場合で371,800円(税込)。決して安くはありませんが、「家族みんなの肌にやさしい」「洗剤の使用量が減る」「排水のニオイが軽減された」など、長期的な効果や暮らし全体の快適さを考えると、費用対効果は高いといえるでしょう。設置に際しては、水道管の状況や分岐方法に応じて追加工事が必要なケースもありますが、それも含めて最初にしっかり確認・相談できます。

まとめ
家ジュウでは、ウルトラファインバブル水を生み出す「スイゲン」の設置工事にも対応しています。
設置価格は本体+標準取付工事費込みで371,800円(税込)です。
ただし、お住まいの水道管の状況や分岐方法によっては、別途追加工事費が発生する場合がございます。
詳細は現地の確認をもとにご案内いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
