なぜ水だけで落ちるのか?ウルトラファインバブルの洗浄力を成分レベルで解説

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「洗剤を使わなくても汚れが落ちる」。
そんな言葉に半信半疑になる方もいるかもしれませんが、近年注目を集めているウルトラファインバブル水には、まさにそのような力があると科学的に検証されています。とくに、家中の水をウルトラファインバブル化できる**「スイゲン」の導入によって、洗顔や掃除、洗濯まで“水だけでキレイになる”生活を実現している家庭が増えています。
では、なぜ普通の水ではなく“バブル水”がそんな力を持っているのでしょうか?本記事では、その洗浄力を成分・構造レベルで解説**しながら、なぜ家中で使う価値があるのか、具体的に紐解いていきます。


ウルトラファインバブルの構造と物理作用

ウルトラファインバブルとは、直径が1マイクロメートル未満という超微細な気泡が水中に均一に存在している状態のことを指します。このバブルの特徴は、「目に見えないほど小さく、非常に長時間水中にとどまる」という点です。

この小さな泡がなぜ洗浄力を持つのか。それは以下の物理的特性にあります:

毛穴や繊維の奥にまで入り込めるサイズ
→ 通常の水では届かない微細な隙間にバブルが侵入し、汚れに密着

マイナスの電荷を帯びている
→ 多くの皮脂やタンパク質汚れはプラスの電荷を持つため、バブルが汚れを引き寄せて包み込む

圧縮→破裂時の微細衝撃で汚れを分解
→ 水中や肌上でバブルが破裂するとき、微弱な衝撃波が発生し、汚れを剥がす作用をもたらす

このように、ウルトラファインバブルは“水なのに働きかける”という不思議な性質を持ち、洗剤のように化学的に分解せずとも、物理的に汚れを浮かせて離すことができるのです。
バブルの画像

皮脂・タンパク質・油汚れへの具体的な作用

洗顔や洗濯、掃除において悩まされる汚れの多くは、「皮脂」「タンパク質」「油脂」などの親油性(脂にくっつく性質)を持つ成分です。これらの汚れは、水分を弾きやすく、通常の水ではなかなか落ちません。ここにウルトラファインバブルが登場すると、その作用が一変します。

● 皮脂汚れ
肌や頭皮、衣類に付着する皮脂は、空気に触れると酸化して“しつこい汚れ”へと変化します。バブルは皮脂と接触すると、表面張力の緩和+電荷作用により皮脂を浮かせて剥離。さらに摩擦が加わると、洗剤がなくてもするりと洗い流せるようになります。

● タンパク質汚れ
汗・フケ・血液・食べこぼしに含まれるタンパク質は、時間が経つと固着します。バブルはタンパク質の周囲に入り込み、破裂時の微振動で分子の結合を緩め、こびりついた汚れを柔らかくする働きを見せます。

● 油膜や油汚れ
キッチンの油はね、窓ガラスの油膜、手あかなども、バブルが油を包み込むことで浮かせ、洗剤を使わずとも落とせる状態へ。再付着を防ぐので二度拭き不要になることもあります。

このように、ウルトラファインバブル水が“水だけで汚れが落ちる”理由は、成分に直接働きかける力を持っているからなのです。
泡サイクロンの画像

スイゲンで“家中この水”を実現する価値と価格

いくら優れたバブル水でも、シャワーだけ・一部の蛇口だけではその恩恵は限定的になってしまいます。そこで注目されているのが、給水管に設置して**家中すべての水をウルトラファインバブル化できる「スイゲン」**の存在です。

スイゲンを導入すれば:

洗顔やシャワーで肌の汚れをやさしく除去

洗濯で皮脂やニオイを抑え、洗剤使用量を減らせる

キッチンでは油汚れが水拭きで落ち、手荒れも軽減

トイレや床掃除もバブル水で洗剤不要に近づく

など、家中すべての“水を使う場面”がアップデートされます。

スイゲンの導入価格は、13mm/20mm対応モデルで本体+標準取付工事費込み371,800円(税込)、25mmタイプは638,000円(税込)が目安。
導入時は現地調査が必要で、配管の構造や分岐方法によっては追加工事費がかかる場合もありますが、導入後のランニングコストはほぼゼロ。“家全体を高機能な水で支える”というインフラ設備としての価値を持っています。



ウルトラファインバブルスイゲン水の画像

まとめ

家ジュウでは、ウルトラファインバブル水を生み出す「スイゲン」の設置工事にも対応しています。
設置価格は本体+標準取付工事費込みで371,800円(税込)です。
ただし、お住まいの水道管の状況や分岐方法によっては、別途追加工事費が発生する場合がございます。
詳細は現地の確認をもとにご案内いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
スイゲンの画像